虚無らがえり

アニメ批評/エッセイ

現状

 生活が終了している。

 

昼夜逆転が極まって午前五時就寝⇒午後五時起床の逆老人となっている。

このところの活動といえば、バイトのない日は半額弁当やカップ麺を買い出しにスーパーにいくか、ネット麻雀(全然勝ててないので段位が停滞している)、YouTubeを観る(麻雀と併用、ジャルジャルチャンネルをずっと見ている)、そして研究くらいだろうか。

金沢は先日から雪が降り始めていて、路面に積もるというほどでもないが、急に降ってくるのでカブで移動する身としては外出しずらい。

幸い僕の研究分野はコンピュータがあればできるので、自宅からラボのパソコンを遠隔操作して自室に籠りながら研究を進めるのだが、その研究が難しい。機械学習の一分野でデータセットを変えてネットワークの精度を検証しているのだが、対象とするネットワークが簡素ながら高性能すぎて面白い結果が出ない。

いろいろとパラメータを変えながらチャレンジしているが年内最後のゼミに間に合う気がしない。問題設定を変えたり方針転換することになるかもしれない。

 

 研究が終了している。

 

そして趣味活動のほうも停滞している。かつては毎クール少なくとも2,3本アニメを観て映画を週一本以上見ていた。面白い作品についてはこのブログやサークルで記事を書いていた。けれど今は何もできていない。

まず、観るということの体力がなくなってしまった。

映画を観るハードルはもとから高かったが、アニメも気楽に観れなくなってしまった。これは単純に長時間視聴できないわけではなくて、僕はアニメを見ると一気に最新話まで見たくなってしまうので時間管理の問題が並立しているのだが、しかし結果として見なくなった。もうYoutubeで五分くらいのコントを観るか、Vtuberの切り抜き紙芝居を観るしかなくなっている*1

映像ですらこうなのだから本なども全く読めない。今年の映画『花束のような恋をした』を引用するならば「もうパズドラしかできなくなった状態」。

ゴールデンカムイ」の複雑な展開についていくことができず、横たわりながらパズルをぐるぐるする状態。(この期に及んで固有名を列挙するあたり、"しぐさ"だけ名残ったカスの元オタク感ある)

 

 熱量が終了している。

 

むかし*2書いた文章を見ると、それは決して優れた文章ではないけれど、楽しんで書いたことを思い出してしまう。

 

僕ってどうしたらいいですか?(僕ってどうしたらいいですか?)

というようなことを一応書いてみた。もうダメかもわからんね。

でも意外となんとかなるかもわからんね。

 


www.youtube.com

 

 

*1:これらのコンテンツが劣っているとは思わない。ただ、ここで着目するのは視聴カロリーの低さ・不可逆性についてだ。映画を観れる人がVチュの切り抜きを観ることはたやすいが、その逆は難しい。その意味で前者の消費様式は後者を超えている。

*2:せいぜい数か月前のことなのだが、いまの僕とはそのくらい隔たりがある。